皆さんこんにちは、トンプソンです!
観光大国、グルメ大国として知られているフランス。
フランスを観光する際に皆さん1度は感じたことがあるのではないでしょうか、
「フランスって英語通じるのかな?」
と。
うわさで聞くと思いますが、
「フランス人はフランス語にプライドを持っているからフランス語しか話さない」
「フランス人はお隣のイギリスが嫌いだから英語を話したがらない」
ってよく聞きますよね。笑
私は過去にフランスに2度行ったことがあります。
1度目は人生初の1人海外旅行で行った時、2度目は現在お付き合いしているフランス人彼女と一緒に帰省した時です。
そんなことで今回は、何かとフランスに縁がある私がフランス人は英語を話すのか話さないのかを実際の体験談をもとにご紹介したいと思います!
是非最後までご覧ください🙇
フランスで英語は通じる?
果たして、フランスでは英語は通じるのか?
【結論】思ったよりも通じます です。
私の体験談を交えながら解説していきますね。
フランスの公用語
ご紹介するまでもないですが、フランスの公用語は「フランス語」です。
歴史的な背景からヨーロッパ、アフリカなど世界50カ国を超える国々で公用語になっているフランス語。カナダのケベック州では英語ではなくフランス語が公用語になっていますし、国際連合や国際オリンピック委員会と言った国際機関でも公用語の一つとなっております。
個人的な話、私は学生時代に陸上競技をやっていた経験からオリンピックを見るのが好きなのですが、オリンピックの会場アナウンスは
フランス語→英語→開催国の言語
の順番で場内アナウンスされることが多いです。
フランスの英語試験結果を比較
続いては、国際的に認められている英語試験結果から英語力を見てみましょう!
TOEFL
こちらがTOEFLの試験結果です。

👆の画像のように比較すると、日本よりもスコアが高い事が分かりますね!
これは各国の平均値なのでフランスで何人がTOEFLを受けてトータル86点なのか、日本人は何人受けてトータル73点なのかは定かではありませんが、少なくとも日本より以上の結果になります。
因みにTOEFLの80点はどれくらいのレベルかというと、英検は準1級~1級、TOEICは805~940、IELTSでは6.0~6.5と同等レベルです。
これを見ると、フランスは高得点を出しているように感じます。
しかし、今回示したTOEFLという試験は、英語圏の大学に留学したりビジネスの場面において英語力を証明するために有効な、世界的に認められた試験であるため、英語をかなり勉強している人たちが受けている試験と言えます。
ですから「TOEFL=その国の英語力」と100%言い切れるわけではないので、参考程度にみて下さいね。
私の体験談
ここからは、私の実際の体験談をもとにフランス人がどれほど英語を話すのかをまとめていきます!
私のフランス人彼女
まずは私の一番身近な存在であるフランス人彼女の英語力からご紹介します。
私の彼女は日本に留学していたため日本語はほとんど流ちょうに話すことができますが、肝心の英語はそこまで得意なわけではなく、本人も「私はそこまで上手に話せないよ~」と言っていました。
しかし、私は驚かされることになるのです。
彼女は大学卒業後に日本企業に就職するために就活をしていたそうです。
そこで、就活を有利に進めるためにTOEICを勉強して就活に生かそうとしていました。
肝心なスコアなのですが、余裕で800点を超えています。
しかも彼女は隙間時間や電車の中などで2~3ヶ月間だけ集中して勉強しただけなのに800点を超えています。
TOEIC800点というのは、日本で就職や転職する際に「この人は英語でビジネスができるな」と認識されるレベルの得点で、普通日本人が2~3ヶ月間だけ勉強しただけでは取るのが難しいスコアです。
それを短期間で取得してしまうフランス人彼女に驚きました。
彼女は「フランス語もアルファベットで表記するし、英語とフランス語で似ている単語もあるので勉強しやすいね~」と言っていました。
確かに、この世に存在するすべての英単語のうち30%はフランス語が語源であるという説もあることから、フランス語話者はある程度アドバンテージがあります。
しかもTOEICにとどまらず、彼女は普通の日常会話なら全く問題なく英語を話すことができるので、
「日本人の英語ができない」のと「フランス人の英語ができない」は次元が違うという事が分かりました。
彼女の弟、妹
数年前に私は彼女と彼女の故郷へ一緒に里帰りしたことがあるのですが、その時に彼女の弟と妹に会いました。
※その時のエピソードはこちらに書いてます!👇
弟と妹に会う前には、彼女は「私の弟と妹は英語が苦手な気がする、、話せるかな?」みたいなことを言っていたのですが、いざふたを開けてみると
彼女の弟
「(英語で)トンプソンの趣味は何なの? スポーツをしていたんだね! 僕も昔サッカーをやっていたんだよ!」
彼女の妹
「(英語で)トンプソンは日本人? 外国人とのミックスなの? あぁ、ハンドレットパーセントジャパニーズなのね、オーケー!ハハッ!」
いやいや、普通に英語しゃべっとるやんけ!!!
確かに、英語ネイティブみたいにペラペラと話しているわけではないけど、コミュニケーションには全く問題ないやんけ!!!
私はまたしても、
「日本人の英語ができない」のと「フランス人の英語ができない」は次元が違う、という事を目の当たりにしました。
やはり、同じアルファベットを日常的に操るフランス人のアドバンテージはすごいなと感じましたね。
街中のおばさん
私は2019年8月に、人生で初めての一人海外旅行という事でフランスを訪れていました。
無事にパリのシャルルドゴール国際空港に到着をし、電車で予約したホテルに向かおうとしていました。
しかし、トラブルが発生しました!
なんと、インターネットがつながらない!
simフリーのiPhone seに現地のsimを差し込んだはずなのにインターネットが全く入りません。
仕方なく私は、空港のWi-Fiでホテルの最寄り駅までの乗り換え案内をスマホにダウンロードして最寄り駅まで何とかたどり着けました。
しかし、ホテルまでの道のりが分かりません。
そこで駅にいたおばさんに話しかけてみることにしました。
すると、
おばさん
「(フランス語で)●△▢%&$」
全く何言っているか分かりません。
それでもおばさんは親切に方向を指さして教えてくれました。(何言っているか分かりませんでしたが)
余談ですが、私の彼女のお母さんも英語は全く話すことができない様子でした。
比較的若い世代は英語を話すことができますが、年配に近づくにつれて英語は浸透していない様子でした。
皆さんがフランスに観光に行く際は、比較的若そうな方に話しかけてみると英語が通じるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フランス人が全く英語を話さないというのは誤解です。
しかし、年配の世代になると通じる確率はグッと減ることから、もしかしたら数十年前の言い伝えがそのまま現代にも伝わってしまって「フランス人は英語を話さない」という認識になってしまっているのかもしれません。
近年ではグローバル化が進んで英語の重要性が認識され始めているので、今後はさらに英語を話せるフランス人が増えてくることでしょう。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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