【オンライン商談ドタキャン】トンデモ英国人に遭遇した海外営業の話

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私は現在、メディア業界で働いているのだが、ありがたいことに私が目指してきた「英語を使った仕事」に就くことができている。

日々、英語のメールでのやり取りや、そこまで多くはないが海外のお客様と話す機会があって刺激的な毎日を送れているのだが、今回はとあるイギリス人にオンライン商談をドタキャンされたエピソードをご紹介しよう。

【オンライン商談ドタキャン】トンデモ英国人に遭遇した海外営業の話

事の発端は先日、とあるイギリスの広告代理店からメールをもらったところから始まった。

上司
「トンプソン君、今メールを転送したんだけど、イギリスの会社から連絡が来てるから返信お願い🙏」

トンプソン
「分かりました~」

という感じで、英語が苦手な私の上司は、海外とのやり取りに関することは私に振ってくれるという流れが出来上がっていた。

どれどれ、メールを見てみると下記の内容が書いてあった。

ティム(仮名)
「ハロー、○○(私の上司の名前)さん。御社の会社案内を送ってくれますか?宜しくお願いします。」



何だこれ?
上司に話を聞いてみると、どうやらティムさんからこのようなメールが届くことが多々あったのだが、これまで具体的な商談には発展していないという事であった。

なるほど、じゃあ今回もうち(弊社)の会社案内を送って終わりかな~、と感じティムさんに会社案内を添付したメールを返信した。

返信が帰ってきた

期待しないで送ったティムさんへの返信メール。

ところが数日後、返信が来た。


サム(仮名)
「こんにちはトンプソンさん。私はティムと一緒に働いているサムです。貴社の案内を拝見し、是非一度ミーティングをしたいと思っているのですが、いかがでしょうか。例えば、9月〇日はどうですか?ご返信をお待ちしております。」


という、外国人にしては珍しく丁寧な英語メールが帰ってきた。(外国人ビジネスマンの全員が全員適当だとは思っていないが、)

しかも、これまでは商売に発展したことが無かった相手なのに、ミーティングをやりたいと言ってきたので、今後商売に発展する可能性がありそうな予感がした。

私はすぐに日程調整のメールをし、サムさんが送ってきた日時とは別の日時を提案して、サムさんからもOKの返事が来た。オンラインミーティング開催になったので、URLをサムさんに送った。

少し難しい話に発展しそうだったので、今回は私の会社の社長にも同席してもらう事にした。

オンラインミーティングに入出!ところが、、、

そして迎えた、オンラインミーティング当日。

私は英語でのオンラインミーティングの経験に乏しいので、少し緊張しながらこの時を迎えた。

ミーティングの2分前になったので、指定したURLをクリックして入出した。

そして、時間丁度になった。





開始時間から1分経った。サムさんは現れない。




開始時間から5分経った。サムさんはまだ現れない。


トンプソン
「社長、サムさん、来ませんね。」

社長
「イギリス人はね会議に遅れてくるもんだよ。もう少し待とう。」


しかし、10分経ってもサムさんは現れない。





これは何かおかしい。

社長がサムさんの携帯電話に通話を試みる。
しかし、現在別の電話に出ているという事からつながらない。

今度は私がサムさん宛にメールを打つ。

トンプソン
「ハロー、サムさん。私たちは今サムさんの入出を待っているんですが参加できますか?ご確認宜しくお願いします。」



しかし、一向にサムさんは現れない。


ここで我々は気が付く。










バックレられたんじゃね?!






外国人の働きぶりは、どこか抜けていることがあると聞いたことがあった(時間の使い方やスケジュール感など)ので、会議に遅れてくるのかと思いきや、まさかこれはバックレられたんじゃね?と気が付いた。


トンプソン
「社長どうしましょう? サムさん来ないのであと5分来なかったら我々も退散しますか?」

社長
「そうだね、僕も別の仕事が色々と立て込んでいるのでもう今日は退散しよう。」

トンプソン
「分かりました。自分はサムさんに今日はキャンセルしますってメール打っとくので、先にお戻りください。」


という事で、私はサムさんに

「ハロー、サムさん。時間が過ぎてもあなたは現れなかったので、今日のミーティングはキャンセルとさせて下さい。また別の機会に話しましょう。」

とメールを打ち、会議室を後にするのだった。
すでに、日本時間は17時。
もうそろそろ就業の時間であるため、ここでサムさんをいつまでも待つわけにはいかなかった。

その後、、、

ミーティングをキャンセルする旨をメールしてから数十分後。

なんと、本件で一番最初にメールをくれたティムさんから返信が来た。

ティム
「混乱させてしまい申し訳ありません。何が起こったかはっきりしませんが、日時を明日と間違えていたようです。リスケをお願いしたいのですが、明日の朝はいかがでしょうか?ご連絡お待ちしております。」



サムさんとのメールで、ティムさんもCCでメールを入れていたので「ミーティングキャンセルさせてください」メールにすぐにティムさんが反応してくれたようだった。

いやいや、それでもこっちはちゃんと日時を連絡しとるやないかい。
しかも、日本時間で17時開始、イギリス時間で朝9時開始と時差も考慮してメールしとるやないかい。

そんな「日時は明日だと勘違いしてました」って、日本の社会や通用せーへんぞ。

まぁ、これだけ言っても過ぎてしまったものは仕方がない。



そして、ミーティングの候補日を返信メールに入れたのだが、その後ティムさんから返信は来ないのであった。。。

まとめ

いかがだっただろうか。

これが、文化の違う人間と一緒に仕事をするという事である。
もちろん、世の中にはサムさんみたいに日時を勘違いするような抜けている人ばかりではないのだが、日本では考えられないような事態がいつ起きてもおかしくないという事だけは念頭に入れておいた方がいい。

私も今までの海外旅行で色々な予想外に遭遇してきたわけだが、今回の経験は今後の糧になるだろう。。(そう信じたい)

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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日本在住海外トラベラーのブログ / 世界20ヵ国以上訪問🌍 / フランス人のパートナーと国際恋愛して2年半🇫🇷 / 英語は独学でB2レベル ブログとnoteのチ...


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